スマートフォン・タブレットからインターネットサーバーオペレーション 2016

APPW.jp 2016

CentOS 6.8 の VNC で、すぐにログアウトしてしまう現象

Conoha VPS 上の CentOS 6.8 Desktop に tigervnc-server をインストールして、Android アプリの bVNC Pro からリモートデスクトップを時折利用しています。

昨年 2016年の後半頃から、VNC を利用していると、きまって1~2分後に勝手にログアウトしてしまう現象が発生していることに気がつきました。これはかなり不便なのですが、それほど多く利用していませんでしたので、思い出したときにチョロっと調査していたものの、解決しないまま年を越してしまいました。

tigervnc-server は、yum でインストールしています。



sudo yum install tigervnc-server

現時点でインストールされているのは、tigervnc-server.x86_64 1.1.0-18.el6 。このバージョンに更新されてから、きまって勝手にログアウトしてしまう現象が発生しはじめたようにも思います。ただ、ほかにも kernel の更新などもありましたから、特定まではできていませんでした。

2017年になって、とにかくこの現象をなんとかしようと思い、TigerVNC 1.7.0 をダウンロードして利用してみました。

現在の yum でインストールしたバージョンは削除。



sudo yum remove tigervnc-server

設定したファイルは残っています。

https://github.com/TigerVNC/tigervnc/releases のリンクから tigervnc-1.7.0.x86_64.tar.gz をダウンロードして、/usr/bin に Xvnc だけをコピーしてみました。

わたしは、xinetd で起動しています。



sudo service xinetd restart

きまって勝手にログアウトしてしまう現象はなくなりました。